1/1 能登半島震災発生
こんにちは!ピーナッツクラブの箕田です😊
現在、新潟県佐渡島在住の私たちは震度5強の揺れを体験しました。
その日は元旦の夕方、ピーナッツクラブのお客様も東京から遊びに来ていて、みんなでまったり時間を過ごしていました。
突然の大きな揺れに、弊社代表がすぐさま家のドアを開け全員外に飛び出しました。
そして津波の心配があるため高台に避難しようということになり、うちには7匹のワンちゃん達がいるため急いでワンちゃん達を車に乗せ、スタッフ、お客様、近所の子供も車に乗り込み避難。
なんとか全員で避難でき、津波警報も解除されたので帰宅することができました。
しかし、今回の震災を体験しペット防災について事前に準備しておく必要があるととても考えさせられました。
もし津波がすぐ来てしまっていたら、私たちもワンちゃんたちも逃げ遅れていたかもしれません。
また、今回どこも出かけずに家にいたためすぐ一緒に避難できましたが、もし外出していて留守番させていたら助けることもできなかったかもしれません。
そして、避難ができても避難所でワンちゃんは入れないので車で待機しないといけないなどもし車がなければどうすることもできません。
突然のお正月からの被災でしたが、都会でもし被災が起こった場合、もっと大変だと感じました。
皆さんが会社へ出かけている間、外出している間に災害が起こったらどうしますか?
わんちゃん猫ちゃんが留守番中に被災すると家に戻れず閉じ込められてしまいます。
もしもの時を考えて安心して預けられる場所の確保や頼れる場所も準備しておく必要があります。
お仕事などでどうしてもワンちゃんを連れて行けない時、みなさんはどうしていますか?
お仕事や通院など、どうしてもペットを連れて行けない時、あなたはどうしていますか?
①お家でペットだけで留守番させている
②知り合いの家に預けている
③ペットサロンなどの預かりサービスに預けている
①お家でペットだけで留守番の場合のメリット・デメリット
普段慣れている場所なので、ペットに負担がかからないメリットがありますが、もし災害が起こった場合、ペットが家の中に閉じ込められてしまう可能性があります。
普段からご近所で信頼できる方にペットがいるということをお伝えしておき、もしもの時に一緒に連れていってもらえるようにお話しておければ安心ですね。
②知り合いの家に預ける場合のメリット・デメリット
ペットに理解のある近所や親戚の方に預ける場合も常に人がいる環境で見てもらえるというのがメリットとなります。
ただデメリットとしては毎日お願いするのはなかなか難しいことが多いかもしれません。
その場合はお金はかかりますが近所のペットの預かりサービスがあるペットサロンも併用するのがベターです。
③ペットサロンなどの預かりサービスに預ける場合のメリット・デメリット
メリットとしては、ペットサロンはトレーナーやトリマーなど、ワンちゃんのプロがお世話をするので、安心してワンちゃんを預けることができます。
デメリットとしてはやはりサービスを利用する際にお金がかかるということですが、ペットの第一安全を考え、無理のない範囲で準備しておくことで万が一の時に備えることができます。
もしもの時に備えてご近所のペットサロンもチェックしておくと安心ですね。
この機会にペットのことをご家族でも話し合ってみるのも良いかと思います。
〜ペットの防災アドバイザーが教える、もしもの備え〜
●避難所にペットを連れて行くということ
国や行政はペットは基本的に避難所に連れて行くようにと言っています。
ただ、国や自治体の考える避難所に連れて行くということと飼い主さんが考える一緒に避難所に行くということには大きな隔たりがあります。
避難所でペットは基本ケージに入れて別の場所に置かれてしまいます。アレルギーのある方や動物が苦手な方がいらっしゃるからです。
ペットの飼い主さんは基本的につぶれない家に住み、逃げなくてよい状態を作っておくことが必要です。
●避難所に行くことを考え日頃からの準備が大切
それでもどうしても避難所に行かなければならなくなったら、ペットの食料は十分に持って行ってあげてください。人への支援も、ままならない中ペットフードの配給は皆無です。
また、十分にお散歩させてあげることは出来ないと思いますので、おむつに慣れている子はおむつをつけてあげましょう。定期的に変えてあげることで衛生環境を少しでも保つことが出来ます。
今回被災していない方は、最低限のしつけをすること、ペットの食料やおむつ等を準備すること、可能であればいざという時にペットを預かってくれる飼い主仲間のコミュニティを持つこと等しっかり準備していただければと思います。
●ペットのお世話は飼い主さんの安心・安全があってこそ
車中泊等を考える場合、先ずは飼い主さんの安全、体調を先ず考えてください。
ペットのためにとご自身が無理をしてしまうと結果ご本人の体調不良でペットの面倒を見る人がいなくなるということが起こります。
自分が無事であって初めてペットのお世話が出来るのです。
高齢でご自身に何かがあった時ペットのことが心配という方がいらっしゃったらペット信託という制度もあります。専門家をご紹介することが出来ますので、ご相談ください。
もし、災害時の不安や相談したいことがある方がいらっしゃったら、何でもご相談ください😊
koko防災
防災士・栄養士
ペットの防災アドバイザー
小島 祥子
小島先生のいざと言う時に役立ち防災ポーチ作りワークショップ付き、愛犬を災害から守るための相談会が1月23日に開催されます☺️
ぜひご参加ください✨
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